デイサービスについて

目標

 利用者一人ひとりが安全で楽しく快適に過ごせる環境を築くとともに、地域との交流や施設内での集団生活の中で社会性を保持し社会的孤立感の解消を図る。また、趣味活動やレクリエーションを通じ利用者の残存機能の維持・向上を図り自立した生活が送れるよう支援する。利用者のみならず、家族・介護者の身体的及び精神的負担の軽減をはかり、利用者と家族に安らぎの有る生活援助にも努めていく。
 デイサービスでは、利用者が自らの意思や自己の選択が尊重できるサービス提供という法人理念を念頭に置いて、利用者が自立した生活ができるよう支援に務める。

 

一日の流れ

①送迎
 交通事故の防止に努め、利用者が安心し乗車できる運転を徹底し送迎する。

 送迎時の緊急に備え、緊急時マニュアル・緊急連絡先を送迎車に備え、早急な対応とともに携帯電話を常備し常に安全な送迎を行う。「ドア to ドア」を徹底し、利用者の安全に留意する。

②健康チェック
 利用者到着後、看護師による健康チェック(体温、血圧、脈)を行い、入浴・レクリエーション等への安全確認を行う。
 健康チェックは家族への連絡ノート(情報交換)を通じて健康状態を伝達し、また、家族からの情報も取り入れ常に身体的変化に早急な対応ができるよう務める。
  緊急時は、看護師の判断と緊急時マニュアルに従い迅速で的確な処置を行う。
  (状況によっては、家族・ケアマネージャーに報告し対応する。)

 

③食事
 栄養のバランスに留意して、特に熱量や塩分は高齢者の摂取量に応じた食事を提供している。
 また、アレルギーや禁止食のある方やカロリー制限を受けている方には十分注意し食事の提供をする。
 利用者の趣向や身体状況に応じた調理方法とともに、季節感のある食事や行事食などの豊富な食材により「食」の喜びを感じられる食事の提供に務める。

④入浴
 一般浴・中間浴(車いす入浴)の2種類を用意しており、利用者の身体状況に応じて入浴を実施している。
 また、可能な範囲で利用者からの希望に応じた入浴の実施にも取り組み、常に自立支援をモットーとしたサービスを展開していく。
 入浴のサービスに関しては、看護師による健康チェック、その日の体調を見てからの判断に応じた入浴が原則となる。 

 

  

 

レクリエーション活動・援助方針

・方針
 利用者同士の交友を図り、かつ利用者の身体機能の維持・向上を目的とし、生きがいの場として提供することを目標とする。
 高齢化や重度の疾患の利用者の増加する中、利用者の状況・状態を把握し、各利用者に合わせた活動を考え、安全かつ快適なサービスを常に提供することに務める。
 また、残存能力を引き出すために、リハビリ的要素を持つ活動を多く取り入れ利用者に満足を感じて頂ける企画を提供し、地域に根ざしたデイサービスを目標とする。

・趣味活動
 手芸、各種工作活動、木工、カラオケ、音楽療法、各種クラブ活動、ゲーム、以後、将棋、健康体操(チューブ体操・タオル体操など)、季節により散歩、外出行事などを企画・実行し、生きがいの発掘、利用者のニーズへの対応を目指す。また、各利用者のADL(日常生活動作)に合わせた援助を行い、安全かつ快適なサービスの達成を目指す。